そこまでしておっぱいにする必要はありますか?
【母乳育児Q&A】
Q:母乳育児は大変だと聞きます。そこまでしておっぱいにする必要はありますか?
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BSケア🄬を行う信頼できる助産師BSケアプレゼンター🄬が、母乳育児にまつわるお母さんの疑問にお答えします
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A:粉ミルクや液体ミルクも手軽に手に入る時代ですし、混合栄養や人工栄養についての情報も耳にされているかもしれません。そこで母乳が持つチカラについてお伝えしたいなと思います。母乳がお母さんに対して発揮するチカラ、赤ちゃんに発揮するチカラに分けてお伝えしますね。
【お母さんへのチカラ】
赤ちゃんに母乳を飲んでもらうことで「オキシトシン」というホルモンが分泌されます。「オキシトシン」は別名「幸福ホルモン」とも呼ばれています。その作用でお母さんがストレスを感じにくくなったり、リラックスしやすくなったりと、赤ちゃんのお世話で忙しい日々を過ごすお母さんの心を支えてくれます。
おっぱいを吸ってもらうスキンシップを通してお母さんと赤ちゃんが密接に関わることができますし、母乳を飲んでいる赤ちゃんのかわいい様子をみて赤ちゃんと過ごす時間が楽しく感じるきっかけにもなりますよ。
さらに、母乳をあげることでお母さんの乳がんや卵巣がんの予防になることも分かっていて、お母さんのお身体を守るためにも役立ってくれます。
母乳はいつでもどこでもすぐにあげることができます。洗い物もなくミルク代もかからないので、生活面、経済面にも大きな助けとなると思います。
【赤ちゃんへのチカラ】
母乳は赤ちゃんの免疫力を高めてくれます。RSウィルス感染症をはじめ、さまざまな感染症にかかることを予防したり、重症になることを防いでくれることが分かっています。また、母乳育児が乳幼児突然死症候群の予防にもなります。
かわいい赤ちゃんの健康を守るために、お母さんのお身体から湧き出る母乳をあげていただくことに、大きな価値があります。
災害時など清潔な水や人工栄養が準備できない状況でも母乳は衛生的に安心して飲ませてあげることができますし、赤ちゃんの命をつなぐすべとなります。
心も身体もストレスを感じている環境の中で、母乳育児がお母さんと赤ちゃんの心の支えにもなってくれると思いますよ。
以上母乳の持つ力についてお伝えしましたが、何よりもお母さんがおっぱいをあげたいお気持ち、そして、おっぱいを飲んでくれる赤ちゃんその相互作用が、母乳育児でしかできない素晴らしい体験になると思います。
母乳育児を続ける中で、悩んだ時や困った際に信頼できる支援者がいらっしゃれば、より安心して母乳育児生活が送れると思いますよ。


