NPO法人BSケア  初回公開日 2020年4月26日
    再公開日 2021年9月3日
2021年10月14日

次に、今までの内容だけではおっぱいの異変(詰まりが取れない、しこりが取れない、痛みがとれない)が解消しない場合は、以下の内容に沿ってお手当を続けてみましょう。

1. 母乳を飲ませても乳房の痛みやしこりが取れない場合は、授乳後に手で搾乳します。

2. 搾乳するのは詰まっている乳腺だけです。 その腺につながる出口の乳管(1㎜の穴)を中心にとらえて 搾乳します。

3. 詰まっていると思われる乳腺や、乳腺炎を起こしている 乳腺から搾乳する場合には、ここかなと思う一つの穴(1~2㎜)を直感的に決めます。

お母さんの人差し指を、赤ちゃんの上あごに、親指を 赤ちゃんの舌と考えます。 そして、親指を人差し指に押し当てながら、その穴から母乳がでるように搾ります。

4. 母乳をおもいっきり飛ばせる場所に移動して(台所やお風呂場)搾乳します。乳腺を詰まらせている塊(乳栓)が飛び出すようなイメージで勢いよく母乳を搾り出します。

すでに魔法のクチュクチュでお手当をした後に赤ちゃんが飲んでくれているので、 乳首はフワフワです。痛みはほとんど感じることなく搾乳できると思います。

但し、乳腺炎などの場合は、粘りの強い膿のような母乳が出てくるかもしれません。 その場合は、粘りの強い母乳をできるだけ多く搾乳してください。しこりや赤みの ある乳房の部分はもんだり強く押したりしないように気をつけましょう。

搾る場合は、お手当の途中で乳房の痛みや硬さを確認します。楽になっているならば、そこでお手当は終わります。 もしも一回では解決しない場合は、授乳後に何度も1~4を繰り返します。

この手順を動画 「NPO法人BSケア セルフケア編」 「 NPO法人BSケア 赤ちゃんへの飲ませ方編」 の一般公開期間は終了致しました。

もしもこの説明だけでは分からない場合はHP上の全国のBSケア窓口にご相談ください。

お住まいの都道府県をまたいでいただいてもかまいません。連絡のつくところをお探しください。随時オンライン相談窓口の情報も掲載していきます。

BSケアではもっとBSケアを身近に感じてもらえるようにリーフレットを作成しています。下のリーフレットをクリックしてご覧ください。お手元に届けられるように準備しています。お問合せください。